2018年4月3日火曜日

塀の中の支援

宮前一明さんの外部交通をされていた人が一人辞退された。
仕方がないので、引き継ぎをしてみようと思った。大きなダンボールが二箱、作品と画材、作品出品時の資料、お金、落款印などが送られてきた。一昨年から送りそびれていた表現展の作品もある。
膨大な荷物をひとつひとつ開梱していると、なんだかとてもやるせない気持ちになってくる。

塀の中の支援を継続することは想像以上にしんどい。
めんどくさい。
自分の生活を維持しながら、制約の多いところに住んでいる他人を気にかけるというのは、思いの外キャパオーバーになる。
あと塀の中の人たちも、精神的にまいっていて、文句を言ってくる人も少なくないという。
宮前さんは、私と出会う前はどうか知らないけど、今は何かを急かしてきたり、何かあったらすぐ訴訟だとかいったりという人ではもちろんない。20年近く塀の中にいて、しかもあのような過去を持って、反省の日々をきちんと送っている。すごい人だと思う。普通なら気が狂うのではないだろうか。

共生の社会とは何なのかと考える。
小さい頃から助け合いとか、共生とか、差別はいけないとか教えられてきたが、全て嘘だった。まず助け合う社会を作ろうという意識が欠落している。
誰かが困っていたら手を差し伸べる、それが犯罪者でも。
そういう意識が日本の人には徹底的に欠落しているのかもしれない・・・と福祉の本業をやりつつも感じたりする。

臭いものには蓋。
障害者が生まれたら閉じ込める、足腰が弱ってボケたら姥捨山、一度失敗した者には切腹。
こういった排除の文化が、今も色濃く意識的に残っていることは本当にやるせない気持ちになるものだな、と思った。
これからは人口が減る一方なので、やはり共生の意識をつけていったほうがいいんじゃないかなと思った。

宮前さんの作品や資料は大型のものが多い。
私の家にもスペースには限りがある。
見たい人とか、保管してもいいよって人がいたらぜひご一報いただきたい。
それか、保管するクラウドファンディングとかはじめたらいいんだろうか。


本日は以上です。

3 件のコメント:

  1. 岡崎さんの絵を購入することは可能でしょうか?

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  2. 名無し様
    岡崎さんに相談してみますが、多分差し上げることができると思います。
    よろしければ詳細にご相談ください。 akaneyamada0322@gmail.com

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    1. ありがとうございます。ご連絡させていただきます

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